日本音響学会アコースティックイメージング研究会
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第2回 2009年 9月 3日開催 <アコースティックイメージング研究会資料>
AI-2009-11
ヒト心臓壁内の電気的興奮の伝搬の超音波によるイメージング  【PDF/動画:】
金井 浩
東北大学 大学院工学研究科電子工学専攻
抄録
我々は通常の超音波エコー装置を用いて,反射超音波の位相を巧みに用い,心臓の各部分の微小振動の計測できる手法を開発した.この計測方法を心筋に適用したところ,「心臓の弁閉鎖に伴って心臓壁上に振動(20-60Hz 周波数,数μm の微小振幅)が発生し,それが心臓壁に沿って伝搬する現象」と「心筋を電気的興奮が伝搬する際に微小振動が発生し伝搬する現象」を見出した.特に後者は,心臓収縮を引き起こす興奮(心電信号)が心臓壁を順に伝搬する様子を可視化できる可能性を示している.CT,MRI,超音波エコー装置は,心臓の精緻な断層像や収縮拡張に伴う拍動を3 次元で可視化できるが,空間分解能(数百μm)や時間分解能(数十ms)は,肉眼で把握できる程度に止まる.ここでの成果は,時間分解能を2ms,空間分解能を1μm 以下まで向上させ,従来の診断装置にはない高精度な計測を可能にした側面がある.今後,心筋の臨床診断等に広く利用されることが期待されている.
keywords
電気的興奮,脱分極,超音波エコー術,可視化,超音波計測

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